2025.04.11
NEWS
GWにおすすめ!日本最古の温泉「道後温泉本館」2025リニューアル工事完了!

コーシン田中です!
「せっかくのGW、どこか非日常的な場所へ出かけたい」「温泉につかって、心も体も癒されたい」そんな方にぴったりなのが、愛媛県松山市の道後温泉本館です。
日本最古の温泉として知られる道後温泉が、約6年にわたる保存修理工事を終え、2025年に待望の全館リニューアルオープンを果たしました。
そこで今回は、リニューアルした道後温泉について深掘りしていきます。
GWのお出かけ先を探している方は、ぜひご覧ください!
「道後温泉本館」が2025年にリニューアル!
愛媛県松山市の道後温泉には、以下3つの施設があります。
🔸道後温泉本館
道後温泉本館は、約3,000年の歴史を持つ日本最古の温泉施設の一つです。
明治時代に改築された木造三層楼の建物は、国の重要文化財に指定されています。
約5年半に及ぶ保存修理工事を行っていましたが、2025年1月から全館営業を再開しました。
昔の建物の風情を残しつつ、耐震補強や修繕が施されたのです。
メインとなる道後温泉本館の館内には「神の湯」と「霊の湯」の2つの温泉を楽しめます。
特に、夏目漱石の小説『坊っちゃん』にも登場する「神の湯」は有名です。
浴槽には砥部焼の陶板画や湯釜が設えられ、歴史と美を感じられる空間に仕上がっています。
二階には休憩所もあるため、湯上がりには坊っちゃん団子やお茶とともにほっとひと息つくこともできます。
三階には、皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」や、漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」があり、観覧可能です。
保存改修工事を経て、ますます魅力を増した道後温泉は、多くの人々を癒し続けています。
🔸道後温泉別館 飛鳥乃湯
「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた優雅な湯屋です。
道後温泉の世界観を、最先端のアートと愛媛の伝統工芸で演出した場所として注目されています。
源泉かけ流しの美人の湯を楽しめる大浴場や露天風呂のほか、特別浴室や休憩室も完備しています。
館内では湯帳をまとっての入浴体験もでき、道後温泉ならではの癒しとおもてなしを堪能できます。
歴史を感じながら、静かな時間に身をゆだねる贅沢を味わえるでしょう。
🔸椿の湯
「道後温泉 椿の湯」は、松山市民に親しまれる公衆浴場で、道後商店街の中央にあります。
蔵屋敷風の外観や花崗岩を使った落ち着いた浴室が魅力で、湯釜も設置されています。
源泉は本館と同じく無加温・無加水のかけ流しで、道後の湯を気軽に楽しめます。
地元の人も観光客も気軽に立ち寄れる、気取らず、ありのままの道後温泉を感じられる場所です。
行く前に知っておきたい道後温泉の豆知識!
道後温泉のお湯をじっくり楽しむためにも、豆知識を押さえておきましょう。
ここでは、道後温泉の温泉の成分や個室コース、シンボルについて解説します。
🔹温泉の成分や効能
道後温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、肌にやさしく、つるつるとした感触が特徴です。
湯温は約42度と心地よく、筋肉痛や神経痛、冷え性、胃腸の不調、軽い高血圧や糖尿病、ストレスによる不眠などに効果があるとされています。
🔹ゆっくり楽しめる個室コース
道後温泉本館では、ゆったりと温泉を楽しみたい方に向けた「個室休憩付きコース」があります。
なかでも「霊の湯 三階個室」では、小説『坊っちゃん』にも登場する由緒ある和室で、お風呂上がりに休憩するのにぴったりの場所です。
風情のある空間で、温泉の余韻に浸りながら贅沢なひとときを過ごせるのが魅力です。
道後温泉をゆったりと深く満喫したい方は、ぜひ個室を堪能してみてください。
🔹道後温泉のシンボル
道後温泉のシンボルといえば、白鷺と振鷺閣です。
白鷺は、傷を癒すために温泉に足を浸していたという伝説から、道後温泉発見の由来として語り継がれ、現在では温泉街の象徴となっています。
そして、本館の3階大屋根にあるのが、「振鷺閣(しんろかく)」。
赤いギヤマン張りの美しい塔からは、1日3回、太鼓の音が町に響き渡ります。
太鼓の音色が聞こえた瞬間、まるでタイムスリップしたような気分になること間違いなしです。
温泉街の空に鳴り響くやさしい音が、旅の気分をぐっと盛り上げてくれますよ。
太鼓の音は、6時・12時・18時の3回です。
ぜひタイミングをあわせて立ち寄ってみてください。
まとめ
道後温泉本館は、長い歴史を感じられる建物と、心まで温まる源泉かけ流しの湯が魅力の名湯です。
リニューアルにより、建物の美しさや快適さがさらに増し、特別なひとときを過ごせるスポットへと生まれ変わりました。
風情ある街並みや観光スポットも徒歩圏内にあり、ゆったりとした時間を満喫できます。
今年のゴールデンウィークには、歴史ある湯で心と体を癒しに、ぜひ足を運んでみてください。