高気密・高断熱の家だからこそできる、《冬寒くない家》の作り方 - 株式会社コーシンコンストラクション
EHIME MATSUYAMA
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2024.10.22

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 高気密・高断熱の家だからこそできる、《冬寒くない家》の作り方

コーシン田中です!

「冬の寒さが厳しくなると、暖房をつけてもなかなか部屋が温まらない…」

朝起きたときの冷えた空気や、寒さをしのぎながらの夜の入浴はつらいものです。

冬寒くない家を建てるときに欠かせないポイントは「高気密・高断熱」です。

そこで今回は、冬寒くない家を建てるための、高気密・高断熱のポイントをわかりやすく解説します。

冬寒くない家を作る5つのポイント

冬寒くない家を作るには、以下5つのポイントがあります。

🔸気密性にこだわる
🔸断熱性を高くする
🔸全館空調にする
🔸光を取り込める設計にする
🔸サッシの断熱性を高める

それぞれについて、詳しく解説します。

🔸気密性にこだわる

冬に寒くない家を作るための重要なポイントの1つが、気密性です。

住宅の気密性が低いと、家の中にすきま風が入り込み、窓や壁の小さなすきまから冷たい外気が流れ込んでしまいます。

室内が冷え込むと、暖房を効かせても温まりにくくなってしまうことも。

また、すきま周辺の壁の中が冷え込むと、壁の内部に結露が起こるリスクも高まります。

結露はダニやカビの原因にもなるため、健康面でもリスクを抱えてしまうことになります。

ハウスメーカーや工務店を選ぶときには、気密性の高い施工をしているかを確認しましょう。

🔸断熱性を高くする

冬に寒くない家を建てるためには、断熱性を高めることも重要です。

断熱材が少ない住宅は、外気の影響を受けやすく、暖房を使っても室内の温度が安定しにくくなります。

建物全体の断熱性能を高めるには、屋根や壁、床に断熱材をしっかり施工することが大切です。

断熱性が高いことはエネルギー消費の削減にもつながるため、光熱費の削減も期待できます。

なお、断熱工事の費用は、使用する断熱材の種類や工法によって異なります。

予算や必要な性能を考慮しながら、自宅にあった施工方法を選びましょう。

🔸全館空調にする

全館空調を導入することで、冬でも快適な「寒くない家」を実現できます。

全館空調とは、小屋裏などに空調機器を設置し、ダクトを通じて各部屋に温かい空気を届ける設備のことです。

温かい空気は通常上昇する性質がありますが、全館空調なら足元から温かい空気を均等に供給できるため、足元の冷えを防ぎやすくなります。

導入には初期費用がかかるものの、家全体を均一に暖めることで快適性が向上し、効率的な暖房が行えるでしょう。

🔸光を取り込める設計にする

冬に暖かく過ごすためには、太陽の光を効率的に取り込める設計にすると効果的です。

リビングや各部屋に大きな窓を設置すると、日中の太陽光をたっぷりと室内に取り込むことができ、自然な暖かさを得られます。

ただし、光を取り込むだけでなく、空気の循環にも注意が必要です。

例えば、吹き抜けのあるリビングは開放感がある一方で、暖気が上に逃げやすく、足元が冷たいと感じることも少なくありません。

暖かい空気は上に、寒い空気は下に溜まりやすいため、天井が高い場合はシーリングファンを取り付けることがポイントです。

空気を循環させて、部屋全体を暖められるよう工夫しましょう。

🔸サッシの断熱性を高める

冬に暖かい家を作るには、窓の断熱性を高めることも重要です。

住宅の熱損失の多くは窓から発生するため、断熱性能の高い窓を選びましょう。

例えば、樹脂サッシを使用すると、金属製に比べて熱が伝わりにくくなります。

また、二重や三重の複層ガラスを採用するのも方法の1つです。

空気層が熱を遮断し、室内の温かさを保つことができるでしょう。

冬寒くない家!高気密・高断熱のその他のメリット

高気密・高断熱には、暖かい家を作るだけでなく、以下2つのメリットがあります。

🔹光熱費を削減できる
🔹ヒートショックの防止にもつながる

それぞれ、詳しく解説します。

🔹光熱費を削減できる

高気密・高断熱の住宅は、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごせます。

そのため、エアコンなどの空調機器を効率的に使用でき、室内温度を一定に保ちやすいという特徴があります。

頻繁に室温を調整する必要がないため、冷暖房の使用量が減り、光熱費の削減も期待できますよ。

また、リビングと廊下などの温度差も小さいため、家全体の過ごしやすさが向上します。

結果として、経済的にも環境にも優しい住まいが実現します。

🔹ヒートショックの防止にもつながる

高気密・高断熱の住宅は、室内の温度差が少なくなるため、ヒートショックの防止に効果的です。

ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が急激に変動し、体に負担がかかる現象のことを指します。

特に冬場の入浴時などに発生しやすい現象です。

高気密・高断熱の住宅では、リビングや廊下、浴室などの温度差が小さいため、急な温度変化が起こりにくく、ヒートショックのリスクを大幅に軽減できるでしょう。

まとめ

高気密・高断熱の家は、寒い冬でも快適に過ごせる住まいを実現します。

気密性と断熱性を高めることで、暖房の効率が向上し、室内の温度が安定します。

また、温度差を減らすことでヒートショックのリスクを抑えることもでき、健康的な住まいと言えるでしょう。

さらに、光熱費の削減にもつながるため、経済的にもメリットがあります。

冬の寒さに悩まされない家を手に入れたい方は、ぜひこの機会に高気密・高断熱の家づくりを検討してみてください。