7月は要注意!新築のエアコン設置でやってはいけない5つのこと - 株式会社コーシンコンストラクション
EHIME MATSUYAMA
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2025.06.03

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7月は要注意!新築のエアコン設置でやってはいけない5つのこと

コーシン田中です!

新築住宅の完成が近づき、そろそろエアコンの設置を考えているという方も多いのではないでしょうか。

特に7月は真夏に向けてエアコン工事の依頼が集中し、計画に遅れが出やすい時期です。

さらに、新築特有の注意点を押さえておかないと、せっかくの新居が「後悔だらけ」になりかねません。

この記事では、7月に新築住宅でエアコンを設置する際にやってはいけない5つのことと、その回避策をわかりやすく解説します。

1. なぜ7月のエアコン設置は要注意なのか?

7月はエアコン設置の繁忙期。

引越しや新築住宅の引き渡しが重なるうえ、猛暑による緊急設置ニーズも高まるため、工事業者のスケジュールが非常にタイトになります。

そのため、希望日に工事ができなかったり、急いで施工した結果ミスが発生する可能性も。

さらに、新築住宅ではエアコン設置が建物の美観や機能性に影響するため、十分な計画と準備が必要です。

では、どんな失敗があるのかを具体的に見ていきましょう。

2. 新築のエアコン設置で失敗しやすい5つのポイント

🔹ポイント1:引き渡し直後の設置で壁が傷だらけに!?

新築住宅は、まだクロスが完全に乾いていなかったり、建材がデリケートな状態。

そんな中で設置業者が出入りし、重い室内機を取り付けると、壁紙が傷ついたりへこんだりするリスクがあります。

🔹ポイント2:コンセントの位置が合わず延長コード地獄

設計段階でエアコン用コンセントの位置や高さを考慮しなかった場合、設置後にコードが丸見え、あるいは延長コードで対応する羽目に。

見栄えも悪く、安全性も低下します。

🔹ポイント3:配管穴の位置ミスで外観が台無しに

外壁に設置する配管穴の位置がずれると、室外機の設置場所が不自然になったり、外壁の美観を損なう原因になります。

特に新築では配線・配管の露出を極力減らしたいところ。

🔹ポイント4:エアコンサイズ選定ミスで電気代アップ

部屋の広さや断熱性を考慮せずにエアコンを選ぶと、冷暖房効率が悪くなり、毎月の電気代が大幅に増える可能性も。

🔹ポイント5:繁忙期の設置遅延で猛暑に耐えることに…

7月は家電量販店や工務店の工事枠が埋まりやすく、申込から2〜3週間待たされるケースも。

特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では、熱中症リスクも高まります。

3. 正しいエアコン設置のタイミングと手順

🔴設計段階からエアコン設置を想定する

間取りや家具配置を考える段階から、エアコンの設置位置や室外機の配置も計画しましょう。

配管ルートやコンセント位置まで検討できると、仕上がりがきれいになります。

🔴6月中に業者のスケジュールを確保

設置業者のスケジュールは6月中に予約するのが理想です。

特に人気の業者は1ヶ月以上前から予約で埋まっていることも。

🔴内装工事完了後、引き渡し直前がベストタイミング

壁紙や内装が仕上がり、養生もしっかり行われるタイミングでの設置が、トラブルを防ぐ最適な時期です。

4. ハウスメーカー・電気業者との連携のコツ

⭐️ハウスメーカーに「設置前提」の配線・配管設計を依頼

建築プランの段階で、エアコン設置を前提としたコンセントや穴開け位置を設定してもらうことが大切です。

⭐️工務店・電気工事業者との役割分担を明確に

ハウスメーカーとエアコン業者の連携が不十分だと、工事の段取りが乱れたり、設置後のトラブルにつながります。

どこまでを誰が担当するかを明確にしましょう。

⭐️冷媒管の位置と長さの確認を図面上で必ずチェック

現場でのやり直しがないよう、建築図面上で正確に確認し、設置予定機種に対応しているかも合わせて検証を。

⭐️室外機の設置場所も日当たり・通気を考慮すること

直射日光が当たる場所や通気性が悪い場所に室外機を置くと、冷却効率が下がり寿命も縮まります。

⭐️7月は予約が殺到→工事が1〜2週間先になる恐れ

梅雨明けと同時に依頼が殺到するため、早めの行動が必須です。

⭐️地元業者 vs 家電量販店、どちらが早く設置できる?

一般的に地元の電気工事業者の方が柔軟に対応できる傾向がありますが、施工品質や保証内容も要チェックです。

5. よくある質問(Q&A形式)

Q1. 引き渡し後すぐにエアコンを設置しても大丈夫?

A. 内装の状態によりますが、できればクロスの乾燥後や養生が済んだ後が望ましいです。

Q2. 家電量販店の設置工事と工務店工事、どちらがよい?

A. 保証や価格面では量販店が有利なこともありますが、連携面では工務店の方が安心な場合もあります。

Q3. エアコンの設置台数は後から増やせますか?

A. 可能ですが、配管や電気容量の問題があるため、事前に将来設置の可能性を考慮しておくと安心です。

6. まとめ|後悔しないエアコン計画を立てよう

新築住宅におけるエアコン設置は、単なる「家電の取り付け」ではありません。

設計、配線、インテリア、スケジュール管理など多くの要素が関係する繊細なプロセスです。

特に7月は、時間的余裕が少ないうえに工事も混み合うため、失敗が起こりやすくなります。

早めの情報収集と準備、そして信頼できる業者との連携を意識して、快適な住まいを実現していきましょう!