冬でもあたたかく快適に!子どもと暮らす家の断熱・気密・間取りのコツ - 株式会社コーシンコンストラクション
EHIME MATSUYAMA
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2025.09.07

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冬でもあたたかく快適に!子どもと暮らす家の断熱・気密・間取りのコツ

コーシン田中です!


冬になると「家の中でも寒い」「子どもが風邪をひきやすい」といった悩みを抱える子育て世帯が増えてきます。


特に、乳幼児や小さなお子さんがいるご家庭では、室温の安定性や健康への配慮が重要視されるようになってきました。


本記事では、冬の寒さから家族を守るために知っておきたい「断熱性・気密性・間取り」の基本から、実際の設計に活かせる工夫までをわかりやすく解説します。


後悔しない家づくりのためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

冬の家の寒さ、なぜこんなにこたえる?子育て家庭が抱える課題とは

🔶朝晩の冷え込みが子どもに与える影響

特に寒さの厳しい冬場、朝起きた瞬間やお風呂上がりなどの「ヒヤッ」とする瞬間は、子どもの体に負担がかかります。


体温調節が未発達な子どもは、大人よりも寒暖差の影響を受けやすく、風邪やインフルエンザなどの感染リスクも高まります。

🔶ヒートショックや風邪リスクも…温度差のストレスを最小限に

脱衣所やトイレなど、暖房が効いていない空間に移動する際の急激な温度差は、子どもだけでなく大人にとっても大きなストレスになります。


これがヒートショックや、風邪のきっかけになってしまうことも。


家全体の温度をできるだけ均一に保つことが、健康的な住環境のカギになります。

🔶家の中でも“寒暖差”が起こる原因とは?

断熱性や気密性が不十分な家では、窓際や玄関周辺、床付近の温度が特に低くなりがちです。


暖房をつけていても、空気が逃げたり、冷気が入ってきたりすることで「寒暖差」が発生します。


これは光熱費がかさむだけでなく、快適性にも大きな影響を与えます。

寒さ対策の基本は「断熱性」と「気密性」から

🔶断熱性能の指標「UA値」とは?子育て世帯が注目すべき数値

断熱性能は「UA値(外皮平均熱貫流率)」で評価され、数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性が高い家とされています。


現在の新築住宅では、地域にもよりますが、UA値0.87以下(四国・九州などの温暖地)を目安とするのが一般的です。


子どもの健康や省エネを考えるなら、より高断熱な仕様を検討する価値があります。

🔶気密性が高いと何が違う?C値の考え方と実生活の快適さ

気密性は「C値(相当隙間面積)」で表され、これも数値が小さいほど優れた気密性を示します。


高気密な家は、外気の侵入を防ぎ、冷暖房の効率を高めるだけでなく、花粉やPM2.5の侵入も抑えることができます。


C値1.0以下であれば十分な性能ですが、ハウスメーカーによっては0.5以下を実現するケースもあります。

🔶高気密・高断熱がもたらす「室温の安定性」と「健康効果」

断熱・気密性が高い家は、エアコン1台でも室温が安定しやすく、家族全員が快適に過ごせます。


さらに、気温差が少ないことで体への負担も軽減され、特に小さなお子さんや高齢のご家族の健康を守る上でも非常に効果的です。

子どもと暮らす家だからこそ見直したい「間取りの工夫」

🔶温度ムラを減らす間取りのポイント

● 玄関・廊下・脱衣所にも暖かさを届ける工夫

玄関や廊下、脱衣所は暖房が届きにくく、冷えがちです。


これらのスペースにも断熱材をしっかり入れたり、床暖房や全館空調を検討したりすることで、家全体の温度ムラを解消できます。

● リビング階段や吹き抜けは要注意?

リビング階段や吹き抜けのある家は、おしゃれで開放感がありますが、暖気が2階に逃げやすくなるというデメリットも。


引き戸の設置や、気流をコントロールするサーキュレーターの活用など、寒さ対策の工夫が必要です。

🔶暖房効率を高める「ゾーニング」設計とは

「ゾーニング」とは、家の中を機能別に区切って温熱環境を最適化する考え方です。


例えば、寝室ゾーン・生活ゾーン・水まわりゾーンに分けて、それぞれ適切な断熱と暖房設備を設計することで、快適性と省エネを両立できます。

🔶家族の動線に沿った快適設計で「省エネ」も実現

朝の準備や帰宅後の動線に合わせて、暖かさを感じられる空間を設計することで、無駄な暖房を減らし、光熱費の節約にもつながります。


子育て中のご家庭では、特にリビング〜脱衣所〜寝室の動線を意識した設計が重要です。

失敗しない断熱・気密の家づくり|注意すべきポイント

🔶「断熱材の種類」や「施工精度」による違い

同じUA値でも、使用する断熱材(グラスウール・吹付ウレタン・セルロースファイバーなど)や施工方法によって、体感温度や快適性に差が出ます。


設計段階から工法・材料をしっかり確認し、信頼できる施工会社を選びましょう。

🔶ハウスメーカー選びで見るべき“性能重視”のチェック項目

広告やパンフレットに出ている数値だけでなく、実際の現場での気密測定の有無や、過去の実績、住んでいる方の声なども参考になります。


「高性能住宅」に力を入れている住宅会社を選ぶことで、後悔のない家づくりができます。

🔶「高気密=息苦しい」は本当?換気計画で解決できること

高気密住宅では、計画換気システムの導入が前提となります。


第1種換気(熱交換型)や第3種換気の違いを理解し、適切に設計・施工されていれば、息苦しさを感じることなく、新鮮な空気を取り入れられます。

断熱×気密×間取りで冬も安心!実際の暮らしの声をご紹介

🔶小さなお子さんがいる家庭のリアルな体感温度は?

「冬でも朝から裸足で過ごせるようになった」


「子どもが夜中に布団を蹴っても風邪をひかなくなった」


など、断熱・気密性の高い家に住んでいるご家庭からは、実際に快適性の向上を実感する声が多く寄せられています。

🔶暖房費が下がった家庭も!光熱費の変化に注目

エアコン1台で家全体が暖かくなり、暖房費が下がったという声もよく聞かれます。


初期コストは高くなる場合もありますが、長い目で見れば光熱費の削減につながり、経済的メリットも大きいです。

🔶親のストレスも軽減!朝の支度や夜の寝かしつけがスムーズに

寒い中での朝の準備や、冷えた部屋での寝かしつけなど、冬の子育ては何かと大変。


家全体が暖かいことで、日々の子育てがスムーズになり、親のストレス軽減にもつながります。

まとめ|家族の健康と快適な冬のために、今からできること

🔶暖かく、安心して暮らせる家づくりを子育て視点で考えよう

「家が寒い」という悩みは、実は設計段階で大きく改善できます。


断熱・気密・間取りの3つをしっかり押さえることで、子どもたちの健康を守り、家族全員が快適に暮らせる空間が実現します。

🔶まずは「断熱・気密・間取り」の基礎を知ることからスタート!

これから家づくりを始める方も、リフォームを検討している方も、まずは信頼できる住宅会社と一緒に「冬でも快適に暮らせる家とは何か?」を考えてみましょう。


家族の未来を守るための、第一歩です。