【住宅ローン】長期住宅ローンが増えている!?メリット・デメリットを知って賢く選択しよう! - 株式会社コーシンコンストラクション
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2023.12.18

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【住宅ローン】長期住宅ローンが増えている!?メリット・デメリットを知って賢く選択しよう!

家を建てる時に、
ほとんどの方が利用する住宅ローンの中でも、
【50年】という長期で組む住宅ローンに
注目が集まっています。

しかし、50年住宅ローンの特徴が分からず
決めきれない人もいるでしょう。

そこで今回は、
50年住宅ローンのメリットデメリットを紹介します。
マイホームを建てる予定がある人はぜひご覧ください!

50年住宅ローンとは?

50年住宅ローンとは、
返済期間が最長50年の住宅ローンのことです。

従来の住宅ローンよりも
返済期間が長いため、
月々の返済額を抑えられます。

しかし、返済期間が長期化すると
利息の総額が大きくなり、
総返済額も増加する可能性があります。

そのため、返済期間と利息の総額の
バランスを考慮して選択することが大切です。

50年住宅ローンが増えている背景

50年住宅ローンが増えている背景には、
住宅価格の高騰化が影響を与えていると言われます。

住宅の価格は上昇傾向にあり、
住宅購入者にとっての資金調達が
一つの課題となっています。

住宅価格が高くなると
収入に対する返済の負担率も大きくなるため、
収入の少ない若年層は住宅購入を
諦めてしまうことも少なくありません。

そこで、最長返済期間を延ばすことで
月々の返済額を減らし、
借入可能額を大きくするために
50年住宅ローンが登場しました。

🔸50年住宅ローンのメリット

50年住宅ローンのメリットには、
以下の2つがあります。

・月々の返済額を抑えられる
・団信の加入期間が長くなる

それぞれについて、
詳しくみていきましょう。

🔸月々の返済額を抑えられる

50年住宅ローンのメリットは、
毎月の支払い額を削減できることです。

月々の支払いを抑えられれば、
生活費や子どもの教育費など
他の用途に活用できます。

特に、
収入がまだあまり多くない20代では、
住宅ローンの支払いで生活が
圧迫されることも珍しくありません。

50年住宅ローンでは、
返済期間を長くすることで
月々の支払いを数万円に抑えることが可能です。

子育てや教育費など、
住宅ローン以外にお金を使う目的がある人は、
50年住宅ローンを検討する価値があるでしょう。

🔸団信の加入期間が長くなる

団体信用生命保険(団信)は、
住宅ローンを組んだ人(保険の対象者)が
保証期間中に亡くなったり、
重度の障害を負ったりした場合、
残る住宅ローンの支払いが免除される保険です。

通常、住宅ローンを組むときには、
この団信に加入するのが一般的です。

住宅ローンの返済期間が長期に渡るほど、
団信の保障期間も長くなります。

団信には多様なタイプがあり、
返済免除のみならず保険金の給付があるものや
特別な条件を追加して重大な病気や
入院時の保障を受けられるものも存在します。

50年住宅ローンでは、
団信の保障も長期間に渡り
享受できるのがメリットです。

🔹50年住宅ローンのデメリット

50年住宅ローンを選ぶときには、
注意点も理解しておくことが大切です。

50年住宅ローンのデメリットには、
以下の3つがあります。

・返済総額が大きくなる
・老後も返済が続く
・残債割れのリスクが高まる

それぞれについて、
詳しく解説していきます。

🔹返済総額が大きくなる

支払い期間が長い50年住宅ローンは、
利息の総額が増えるため、
元本と利息を合わせた総返済額が
大きくなってしまいます。

また、金融機関にもよりますが、
返済期間が長期化するほど、
金利が高くなる傾向にあります。

月々の返済額は安くなるものの、
返済総額が大きくなる点は
理解しておきましょう。

🔹老後も返済が続く

50年住宅ローンは、老後も返済が続く
可能性があるのがデメリットです。

例えば、25歳で住宅ローンを組むと
完済時の年齢は75歳になります。

また、金融機関の多くは最長完済年齢を
80歳、または81歳以下に設定しているため、
30歳以降で加入する場合、50年の返済期間を
選ぶのは難しいかもしれません。

さらに、返済期間が続く中でも、
外壁塗装など修繕費用や、
リフォーム費用なども考慮する必要があります。

そのため将来的に資金に余裕が出たときには、
繰上げ返済や借り換えを検討するのも方法の1つです。

🔹残債割れのリスクが高まる

家を購入したあとに、
転勤などで引越しを余儀なくされることや、
家族が増えるなど、ライフステージの変化により
売却する場合もあるかもしれません。

住宅を手放すときに、
売却額が住宅ローンの残高を
上回っていれば問題ありませんが、
残債割れが起こる可能性があります。

返済期間が長いと
資産価値が大きく下がることがあるため、
残債割れが起こった場合は自己資金を使うなど、
他の方法を取る必要があることは
デメリットと言えるでしょう。


まとめ

50年住宅ローンは、
月々の返済額を抑えられるため、
生活費や教育費などにも余裕を持てることや、
団信の加入期間が長くなるのがメリットです。

一方で、返済総額が大きくなり、
老後も返済が続く可能性があるという
デメリットも見逃せません。

売却時には残債割れのリスクがあることも、
理解しておく必要があります。

50年住宅ローンを利用するときには、
将来的な返済計画やライフプランなども
考慮しておくことが大切です。

松山や砥部に建築予定の方で、
住宅ローンの選び方で迷った方は、
ぜひ弊社にご相談いただければと思います!