伊予鉄に乗って出かけよう!歴史や見どころ【3選】 - 株式会社コーシンコンストラクション
EHIME MATSUYAMA
お問い合わせ
お問い合わせ

×

みんなの家はこちらから

2024.03.18

BLOG

伊予鉄に乗って出かけよう!歴史や見どころ【3選】

コーシンコンストラクションの田中です!
本日は「いよてつ」のお話し。

伊予鉄道は、愛媛県松山市を中心に展開する鉄道で
「いよてつ」の愛称で親しまれています。

路線沿いには、歴史を感じさせる場所や
観光スポットがあります。

伊予鉄を使えば、
ただ移動するだけでなく地元の文化や
歴史に触れられる旅になるはずです。

そこで今回は、伊予鉄に乗って訪れるべき
歴史的な場所や見どころを3つ紹介します。

伊予鉄とは?歴史とともに解説

まずは「いよてつ」こと伊予鉄道について、
歴史とともに解説します。

伊予鉄道とは

伊予鉄道は、
愛媛県松山市を中心に運行している交通会社で、
鉄道路線とバス路線を運営しています。

伊予鉄道の鉄道網は、
市内線を中心に構成されており、
松山市内を巡る路面電車と、
郊外を結ぶ普通鉄道路線があります。

なお、松山市内の伊予鉄グループの本社ビル1階には、
「坊っちゃん列車ミュージアム」があり、
伊予鉄道の1号機関車の原寸大レプリカが展示されています。

伊予鉄道の歴史

伊予鉄道は、
1887年(明治20年)の設立から
実に137年もの長い歴史を持つ鉄道会社です。

設立後の1888年(明治21年)には、
松山から三津浜間での運行を開始しました。

伊予鉄道で有名な「坊っちゃん列車」は、
伊予鉄道開業から67年間、
松山市内を繋ぐ重要な交通手段として
活躍した蒸気機関車のことです。

夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中で
「マッチ箱のような汽車」と
表現されたことに由来します。

車両の電化と共に蒸気機関車は引退しましたが、
地元の強い要望と地域活性化のため、
ディーゼルエンジンを採用した
復元版が運行を開始しました。

蒸気を模した煙を出すことで、
昔の姿を偲ばせながら環境への配慮も忘れない
新しい「坊っちゃん列車」は、
今もなお松山市内を走り観光客を楽しませています。

また、伊予鉄道の電化した車両は
2015年にはオレンジ色の車体に一新し
ロゴが導入されました。

来たる2025年には、
伊予鉄道に67年ぶりの新型車両が導入されます。

次に導入される新車両は軽量化された
ステンレス製のオレンジ色の車体で、
制御性能などの性能も向上しています。

また、四国電力との契約により、
電力をすべて再生エネルギーで走らせるという
環境に配慮した設計がなされているとのことです。

2025年には、新車両の導入により、
伊予鉄の新しい歴史が刻まれることになるでしょう。

伊予鉄の見どころ【3選】

伊予鉄の見どころには、
以下の3つがあります。

▫️坊っちゃん列車
▫️大観覧車くるりん
▫️松山城

それぞれについて、詳しく解説します。

🔸坊っちゃん列車

伊予鉄で運行している坊っちゃん列車は、
伊予鉄道松山市駅から道後温泉、
道後温泉から古町までを運行しています。

運行は年末年始を除く
土曜・日曜・祝日のみです。

乗車料金は1回の乗車につき
大人1,300円、小児650円。

鉄道に興味がある方はもちろん、
そうでない方も文学が好きな方も、
レトロな外観にワクワクする車両ですね。

公式HP:坊っちゃん列車|伊予鉄

🔸大観覧車くるりん

いよてつ高島屋の屋上には、
直径45メートルの巨大な観覧車
「大観覧車くるりん」が設置されています。

地上から85メートルの最高地点に到達すると、
松山平野や松山城、
さらには遠く瀬戸内海に点在する
島々の景色も一望できます。

特に人気なのが2台設置された
「シースルーゴンドラ」。

床面から座面までが全て透明になっており、
空中を自由に浮遊しているかのような感覚を
味わうことができます。

ゴンドラ内は冷暖房が完備されているため、
どの季節でも快適に空の散歩を楽しめます。

また、
イルミネーションは外から見ても美しく、
季節によって色が変わるため
様々な表情を見せてくれる魅力的な観覧車です。

🔸松山城

松山城は、
愛媛県松山市の象徴ともいえる歴史ある城で、
標高132メートルの勝山(かつやま)にそびえ立ちます。

江戸時代初期に築城され、
四国地方で最も保存状態が良い城の一つとして知られ、
12の天守閣を含む21棟の建物が、
国の重要文化財に指定されています。

松山城本丸への登り方には、
歩いて行ける4つのルートがありますが、
それぞれがかなり急な坂道であるため、
「城攻め」を体験したい方におすすめします。

歩いて登る場合は、
約20~30分程度かかると見込んでおきましょう。

一方で、観光目的の方には、
ロープウェイやリフトを使った
アクセスのほうがよいかもしれません。

ロープウェイであれば約3分、
リフトを使えば約6分で、
8合目にある長者ケ平に到達し、
そこからは天守まで歩いて約10分で到着します。

松山城の本丸からは
松山市街や瀬戸内海を一望でき、
四季折々の美しい風景を楽しめます。

松山城に到着したら建物の見学はもちろん、
春には桜、秋には紅葉と、
城を彩る自然の美しさにもぜひ注目してみてください。

まとめ

伊予鉄道は、愛
媛県松山市を中心に展開し、
地域交通の要として長年親しまれてきました。

移動手段としてだけでなく、
路線沿いに広がる豊かな歴史や
文化を巡っても楽しめます。

特に、坊っちゃん列車、
大観覧車くるりん、
そして松山のシンボル松山城を
ぜひ訪れてみてください。

伊予鉄でゆったりとした
時間を楽しみながら、
愛媛の魅力を再発見しましょう。