2025.08.04
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【2025年9月台風予想】最新進路・発生状況と今すぐできる防災対策ガイド

夏から秋にかけて最も台風が多い時期、9月
コーシン田中です!
日本では9月は台風の発生・上陸が年間で最も多い時期です。
特に近年は地球温暖化の影響もあり、台風が大型化・長寿命化し、強風や大雨による被害が全国的に増えています。
2025年も例外ではなく、太平洋高気圧の張り出し方や海水温の高さから、勢力の強い台風が日本列島に接近・上陸するリスクが指摘されています。
本記事では、気象庁や米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表している最新の台風情報をもとに、2025年9月の台風傾向・発生状況・進路予想を解説し、あわせて家庭で今からできる防災対策をまとめます。
1. 2025年9月の台風シーズン概要と最新予測
🔸2025年の台風発生数予測
気象庁の長期予報(2025年7月発表)によると、今年の西太平洋の海面水温は平年より高く、台風が発生しやすい条件が揃っています。
例年9月は5〜6個程度の台風が発生しますが、今年はやや多くなる可能性があります。
2. 台風の発生状況と進路予想【気象庁・JTWC情報】
🔸気象庁の予測モデル
気象庁は5日先までの台風進路予想を公開しており、予報円の大きさが位置の不確かさを示しています。
予報円が大きいほど進路のブレが大きく、接近時期や影響エリアを見極めるには最新情報のこまめな確認が必要です。
🔸米軍合同台風警報センター(JTWC)
米軍JTWCは進路予測を最大10日先まで発表します。
米軍の予測は早期の進路傾向を知るのに役立ちますが、あくまで参考情報として扱い、最終判断は気象庁の発表を確認するのが安全です。
3. 過去の9月台風から学ぶ被害傾向と教訓
●2018年 台風21号:関西国際空港が高潮で冠水、長期間閉鎖
●2019年 台風15号:千葉県で大規模停電が2週間続く
●2022年 台風14号:九州各地で記録的大雨、河川氾濫
松山市や愛媛県内でも過去に強風による屋根損壊や長期停電が発生しています。
特に沿岸部や低地では高潮・浸水被害のリスクも高まります。
4. 台風接近前にやるべき防災準備チェックリスト
🔹家の外回り
・植木鉢や自転車など飛散物になるものは屋内へ
・雨どいの詰まりを清掃
・屋根瓦・アンテナの固定確認
🔹窓・出入口
・雨戸・シャッターを閉める
・窓ガラスに養生テープを貼る(飛散防止)
・浸水の恐れがある玄関や勝手口は土のうや止水板を準備
🔹家族の安全計画
・避難経路・避難所を家族で共有
・高齢者や小さな子どもがいる場合は早めの避難
5. 家庭でできる台風対策【建物・電気・水・食料編】
🔹電気・照明
・懐中電灯(LED推奨)、予備電池
・モバイルバッテリー(満充電)
・ポータブル電源があると長期停電時に便利
🔹水・食料
・飲料水1人あたり1日3L × 3日分
・カセットコンロと予備ガス
・常温保存できる食料(缶詰・レトルト食品)
🔹衛生用品
・携帯トイレ
・ウェットティッシュ
・常備薬・マスク・消毒液
6. 台風接近中・上陸後の安全行動マニュアル
・不要不急の外出を避ける
・洪水・土砂災害警戒区域に住む場合は早めの避難
・SNSや防災アプリ(Yahoo!防災速報、NHKニュース防災)で最新情報を確認
・停電・断水が長引く場合は避難所の利用も検討
7. まとめ|2025年9月の台風情報をこまめにチェックし、早めの備えを
9月の台風は勢力が強く、進路も不安定なため、**「早めの情報収集」と「事前の備え」**が命と暮らしを守る鍵です。
松山市をはじめ愛媛県全域でも過去に甚大な被害が出ています。
この記事のチェックリストを参考に、今すぐ自宅や家族の安全対策を始めましょう!